2018年5月12日土曜日

理屈をこねながらタイヤを換えてみる。


みなさまごきげん如何お過ごしでしょうかコウバ長でございます。


まぁバイクとはカンケー無ぇようでカンケーあるような話でして

我が家のファミリーカー兼トランポでいて宿泊施設でもあるNV350キャラバンですが

新車から3年半、45000kmでタイヤがズルズルになってきまして。

特にフロントの外減りが激しく、ポジキャンでもついてるのかと思いきや

サービスデータによるとキャンバーは基本0度の設定のようで

80扁平のタイヤのヨレは頭の重いキャブオーバー車ですから仕方ないところです。

タイヤをきちんとローテーションかませば良いところなのですが、

キャラバン純正指定のタイヤは前後でロードインデックス が違うので。。

どうしてもフロントばっかりが減ってしまいますね。

してこのタイミングにて病を患っておりますワイフが

最近風に煽られてハンドルを取られるという事で、ここぞとばかりに

もうちっと踏ん張れるタイヤに交換してやろうと思います。


で、この手の車両では一般的なインチアップもやっちまおうという感じで

18インチのホイールをブチ込みました( ´∀`)

インチアップと言えばLT規格タイヤのラインナップが豊富な17インチが一般的なのですが

我が廃色の食パンNV350はホイールベースも長く全高も高いので

このくらいホイールがデカい方が似合う感じでして

おまけに18インチ はタイヤの種類が多くて安いのがメリットです♪


ホイールは日本製のESSEX EJ-18の8Jインセット42のキャラバンサイズ。

ハイエースの場合はインセット 38位ですが、キャラバンの場合は純正で45ですので

ハイエース用の流用が効かないのが悲しいところです。

因みに昔はオフセット±表記でしたが最近はインセット アウトセットなんですねぇ。

ジオバンナのダラー6をイメージソースにしたデザインだと思いますが、

シャープなスポークは四角いNVによく似合うと思います。

が、このホイールサイズは既に廃番になっているようで入手困難です( ´∀`)

と、言うのも18インチ ではLT規格タイヤがTOYO H20のほぼ一択でして。

しかもお値段が超高いという事もあり

おまけにワゴンユーザーも多いハイエースに対してワゴン率の低めなNVでは

そりゃ売れませんって感じでカタログ落ちしたのだろうと深読みしてみます。

オフセットの話ついでの余談ですがハイエースとキャラバンのように

負け戦に近い戦いを続けているトヨタとニッサンですが

その昔、ランクル60とサファリが登場した頃もニッサンはぼろ負けしまして

ランクル60の方が人気を博した理由の1つが

ランクルはホイールハウスが広くて10.5Rのワイドタイヤがそのまま入るという

どーでもイイようでドレスアップ派には魅力的っぽい単純なものでした。

対してサファリはホイールハウスを小さくする事で荷室を広く取ったわけですが

運転席と助手席の間には無駄にデカいセンタートンネルが走っていたりして

居住性が悪いうえにシート交換も困難というチグハグっぷりでした。

おまけにワイドタイヤの重要性wに気付いたニッサンは

サファリにブサイクなオーバフェンダーを追加して応戦しましたが

ボディー外板の一部を旧型から流用するというエグいフルモデルチェンジを行った際も

ブリスターフェンダーの上にオーバーフェンダーが被さるという

「段腹フェンダー」となってしまい不細工に拍車がかかりました。

まぁそのゴテゴテっぷりが中東辺りでウケて販売伸ばしましたので

結果オーライだったのかもしれませんが( ´∀`)

結局真面目なんだか不真面目なんだかよくわからんメーカーですねニッサンは。

しかしわざわざマフラーの出口までハイエースの逆にしたり

キューブのマフラータイコをキューブだけに四角くしてみたりと

おもろいメーカーでもあります。


日本製でJW-T規格もクリアというちゃんとしたホイールですので

ホイールナットもちゃんとブリジストンの袋ナットに交換しまして。

純正や多くの袋ナットは21HEXですが、私は19HEXの笠付きナットにしまして

こうしておきますとナットホール外周や座面を傷つけずに済みますので

ホイールナットが深く埋まるこういうホイールにはおススメです。


で、タイヤですがATR SPORTの225/50R18を選びまして

JW-T規格のホイールを選んでおきながらLTタイヤじゃ無いうえに

日本製ホイールを選んでおきながらインドネシア製タイヤかよっていう

言ってる事とやってる事のチグハグっぷりがまるでニッサンですねw


インドネシア製とは言っても何やらドリフトに使ったりする

ちょっとしたハイグリップタイヤらしく、

そんなタイヤなのにロードインデックスは大きめでして

積んでもバイク2台がイイとこの我が家の使用状況からすれば問題ないレベルです。


そんな訳で隣町のタイヤ屋さんでバシッと履かせて頂きました♪

父子で営まれているオールドスクールなタイヤ屋さんなのですが

非常に丁寧に作業をしてくれまして、ホイールの裏までビカビカにしてくれます。

トルク管理されたインパクトで丁寧にナットを締め込み

最後にトルクレンチでカキカキっと仕上げてくれます。

お店によってはフルインパクトでスタッドボルトのスレッドを壊してくれたりしますが

このパターンは次にホイールを外す時まで気付かない事が多いので

響き渡るインパクトの音には注意が必要です。


してメイドインジャパンとメイドインインドネシアが同位置に揃うという奇跡が起きつつ


2段重ねで恐るべき量のウエイトが。。

と、言うのもこのホイールは外側が超重いので、

リム中心に近い位置でバランスを取らねばならないらしく難儀されておりました。

が、この丁寧なウエイトの貼りっぷりと

目立たないように黒くしてくれている気遣いには脱帽です

というか多少の追加料金くらい喜んで支払いたい感じですw


んでキャラバン限界リム幅とオフセットにトライしたのですが

バッチリフロントはハミ出しまして。

恐らく2.5インチくらいロワードしてキャンバーが付けば収まる設定っぽいです。

しかしそうなると内減りが気になりますし、

アライメント取り直せばハミ出ちゃうかも知れませんが。

まぁ1ナンバー車ですから大人しくオーバーフェンダーでも付けるかなってとこですね。


標準ボディーで大径ホイールを履くと寸詰まりになりがちですが

やはりデカいボディーには18インチくらいが大人しくもバランス良い感じで

ロワード無しでもしっくり収まる感は狙い通りです。

まだハミ出してますがw


んでタイヤの性能はどうなのかと早速峠でチェック。

というのは嘘ですが、ロードノイズも気になりませんし

グリップも非常によろしくて踏ん張りも効いておりまして

そら標準のバンタイヤと比べたら悪くなる訳がありませんねw

燃費も落ちるかと思われましたが実測で11km/lと元と何ら変わりませんで

強いて言えば、タイヤがシッカリした事でフロントのサスのヤワさが露呈した感じです。

元々NV350のサスはザックスのショックが入っていたりと

ハイエースに比べて非常に良く出来ていまして気に入っていたのですが

これでトーションバーを緩めてロワードするともっとヤワになりそうなので

取り敢えず車高はこのまま様子見しようと思います。


林道でもチェック。

というのは嘘ですが、最近ワイフが乗り降りが大変と嘆いておりますので

ここぞとばかりに是非とも車高を落としたいところなのですが

前述の理由からソコソコにお金をかけないとダメっぽいですね。

私としてはその前にベッコリ凹んだリアゲートを直したい気持ちムンムンでして

取り敢えずタイヤとホイールを交換した満足感で盲目になっておきまして

しばらくリアゲートと車高のことは忘れて過ごしたいと思います。

なんつって

なんやかんやマイカーの事を書いたり新しいホイールを自慢したりと

普通の自動車趣味人的な事をやってみたかったりしたわけで

こういう暑苦しい記事が不快な方は読み飛ばしてください

っていうのを先に書いておけば良かった感満点ですが後の祭りって事で

リアゲートの修理代を稼ぐべくお仕事に励みたいと思います。

ってなわけでさらば!