2017年1月23日月曜日

燃料タンクの容量増量。



みなさまごきげんよう♪



'88XLH進めております。


オイルタンクやバッテリートレーのステー製作、本固定や

ボートテールの製作と並行して

タンクの底を製作していきたいところですが・・・・


スポーツスターのフレーム形状は

スポーツスタータンクを大前提に作られていまして。

横から見るとこのような位置関係ですので、タンクを深く沈める事が大変難しいですね。

リアバンクのロッカーカバーとメインチューブがほぼ平行ですから

底板を湾曲させたり、タンクをえぐる形で沈めるのもひとつの手です。

そして問題になってくるのがタンク容量でして。


エルシノアのトンネルをそのまま使うと、メインチューブとトンネル頂点の高さの差は38mm。

この空間に燃料を入れないのは勿体無いので


綿密に計算しまして新規にトンネルを制作。



タンク前部の開口は変えられませんし、プレス成型のマウント部は使いたいので

元のトンネルと合体させつつ

トンネル幅もより狭くしまして更に容量確保です。

トンネルを低く作り直したのに前部に大きな隙間が残ったままですが



この空間には本来タンクキャップに設けられているベントラインの取り出しを設置しまして

無駄な空間を有効活用して意味のある空間に変更。


これでこのホースとはおさらばできてスッキリです♪


更にタンク後ろ側を数ミリ沈ませて、トンネルの加工は終了です。

1号機のようなタンクで燃料の容量が少ないのは個人的には差し引きプラスなのですが

今回のタンクのように容量を増やせる余地があるのであれば

きちんとやっておかないと折角のタンクも魅力が半減してしまいますね。

ただ取り付けるだけであれば簡単な方法はいくらでもありますが

より自然に、よりベストな形で取り付けてあげれば部品もバイクも喜ぶと思います♪




それではみなさまごきげんよう!