2014年3月6日木曜日

臭いものには蓋を。


みなさまごきげんよう。

基本的に作業場も顔も汚いコウバ長ですが、意外と綺麗好きなのです。

そんな綺麗好きなコウバ長が気になって仕方ないのが・・・・



ダッシュボードの傷です。


助手席にはシザーハンズが乗っていたようで。

否、ウルバリンか?

それとも・・・・


とにかく!


キズキズのダッシュは嫌なので。


ダッシュマットで隠蔽す。


目玉マークの製品である。


そしてどうにもヤレたモケットシート。

基本的に合皮のシートが好きなのと、ビリビリになっている部分が多々ある。

ダッシュもそうだが、シートも交換してしまえばいいと思っていた。

100系ハイエースなんて人気車種だから中古部品が腐るほどあるだろうと。

しかしながら輸出で大人気な為か、中古部品の流通が少ない(あっても高い)。


なのでこれまたカバーしてしまうことにした。

シートカバーというと、なんというかどこかヘベレケでカバー感を拭えないものが多い印象だが。

この手はここのところよく売れている商品らしく、多くのラインナップがある。



色々な製品があって、くまなくリサーチしたところクラッツィオというメーカのが良いらしい。


確かに、これはしっかりフィットするしよく考えて作られている。

座面だけとか、部分売りしてくれるところも良心的だと思う。



車種別に説明書を作ったり(ハイエースは無いが)しているところをみると、売れているようだ。


取り付けは、ゆっくりやっても2時間程度。


ちょっと馴染んでいないところもあるけど、ビリビリシートよりは全然マシだ。


因みにこれは一番廉価な製品だが。

目的とコストに合致していて非常に満足できた。


しかしながら高級感とやらを求める向きには不満があるかもしれない。

そもそも

プラスチック成型品で埋め尽くされて偽の木目や金属風のプリントや型押しの内装に

高級感とやらを求めること自体が本末転倒というか無意味に感じる。


分厚い金属むき出しのダッシュにスチュワートワーナーとかイェーガーの美しい計器。

縁取りには本当の木であるとか皮革が使われていて、

椅子もソファと同じようなしっかりした骨格に皮革であるとかツィードを丁寧に張り込んである。


そういうものが本来は美しく高級であると思う。


自分はこのバンにバンらしさを求めているし、非常に気に入っているが(エアコン壊れてるけど)

高級感というか高級っぽい演出みたいなのは一切求めていない。


高級感を謳うものの多くは高級でないものに対してであることが多い。

高級車と呼ばれる自動車にしても、ただの演出であって高額車でしかなかったりする。


この「高級感」という言葉にはそこはかとなく「チャラさ」を感じる。


高級がいいとか、その逆の低級がよくないとかっていう話ではなく、

吉丼を松阪牛で作って美味いかという話であるし、階級なんてつまらないっていう話。




話が脱線しましたが。

内装はひとまず満足できる状態になった。



外装はというとこういう残念な凹みやダメージが沢山あるのだけれど。

自分で直せばいいやと思っていた。



しかし



ハイエースはデカすぎて狭小な我が作業スペースに入らない事が判明した。





まぁじっくりやりましょう。