2017年11月17日金曜日

サービカー。


みなさまごきげんよう♪

さて、入庫台数は決して多くない当方ですが。

どうにも希少車率が高いのがひとつの傾向でして

今回はこれまた珍しい車両をお預かりさせて頂きました。


今回のお預かりは何と1971年式のサービカーです♪

イメージと裏腹に、カッコいいじゃないですか。。。


エンジンはサイドバルブベビーツイン。

フラットヘッドとしてはほぼ最終ですね。


右シフトで左スロットル、フットクラッチ。


フロントは41テレスコピックフォークにナセルでショベルのそれですね。


ステダンノブをかわす後期分割ライザー。


タンクは右側オイルタンクの綺麗な形のものですが、ダッシュは新しい。


そしてセルモーター付きです♪


車重は重いですが、3輪設置ですにで転がりは軽く、サイドブレーキは必須。

バックギアも付いてます。


ハーレーってこういうデザイン上手いですよねぇ。


サイレンサーは腹下。

結構真面目な作りのフレームで驚きです。


サスはリーフとコイルの組み合わせにショックアブソーバー。




検査と登録のご依頼ですが、まず乗りこなせるのかが最大の問題でして。

これは楽しみな一台ですね♪


そんなわけでごきげんよう!




2017年11月14日火曜日

ビンテージフォグ修理。


みなさまごきげんよう♪

チョッパーのヘッドライトといえば、ビンテージフォグランプの流用が一般的ですが。


今回はそんなランプの修理ご依頼です。

HALLは独特の丸みを帯びたデザインが素敵なランプですが


取り付け部分がバックリ捥げていまして。

これを何とかして欲しいとのことですが


素材自体がボロボロに崩壊していますのでこれを修理するのは不可能です。

ので、ヘッドライトとして使いやすいようにアプローチを変えて修理する事にしまして。


リベットを揉んで構成部品をバラしましたら、薄べったい三角のプレートは

ライトリムの固定に使用するので継続使用してマウント部分を作り変える事にします。


ランプボディになるべく余計な穴を開けないように、元の穴2箇所を使いつつ

新たに2箇所穴あけして4点で支持、尚且つヘッドライトマウントブロックが使えるような

こんなステーを製作。

塗装は一旦クリアまで吹いておいて最後にチープなラッカーの銀をパラ吹き。

経年で表面のラッカーが傷んできたら良い味になるでしょう♪


元のマウントでは角度調整はステーを曲げるくらいしか対応策がありませんでしたが

こうしておけば上下左右、自在に角度調整可能で楽チンですね。


配線も新しいものに交換しまして


ステーが壊れたビンテージフォグランプが無事に使えるようになりました♪

コストをかけて修理するわけですから

当然元の状態よりも使い易く

なるべく耐久性も優れた方法で修理して、より良くしていきたいところですね。


こういった取り付け方法の改善や修復も承りますので

お気軽にご相談くださいませ♪


それではみなさまごきげんよう!





2017年11月10日金曜日

CBX最終仕上げ。


みなさまごきげんよう♪


タンク中央部の塗装浮き修理後、無事にペイントから戻ってまいりましたCBX。

グラフィックを入れられると言う事で、

どのような図柄になるのか非常に楽しみにしていましたが

何とも見事な、控えめなグラフィックでしてこれは素晴らしいですね。


日本製アメリカ仕様のバイクに浮世絵。

クリア厚めで遠目にはわかりにくいようになっていますが、

こういうのは持ち主の為だけのもですから控えめでイイですね♪


外装が上がってきましたら、私が汚いケツで汚してしまいましたシートなんかも

綺麗にクリーニングします。


補修されたオリジナルペイントのタンクに合わせて

シートカウルも磨いて調子を合わせてみたり。


とにかき作業場で積み重なった汚れなどを徹底的に落として磨いていきます。

折角お預かりしている訳ですから、来た時よりも美しく。

は、基本ですね。


歪みを板金修正しましたオイルクーラーマウントもペイントしてあげます。

一旦黒塗装してから中研ぎを入れて、少し違う黒を塗ってクリアコート。


小物部品ですが外装並みの塗装を施しておきます♪

黒は単純な色のようで、部位によってちょこちょこと使い分けてやるのは結構効きます。

まぁここも持ち主にしかわからないレベルですが。


さて全体がバリッとしましたら、最後の取り付け部品。

ETCの取り付けに進みます。


車載器は最もコンパクトで薄型のものを選びまして、

シートカウル後ろの小物入れスペースに設置。

なぜこのモデルなのかと言うと・・・


シートを変更されている関係上、リッドがこれだけしか開きませんで。


モデルによっては取り付けられてもカードの出し入れ等が出来なかったりしますので。


このモデル、この位置でしたらカード挿入部のカバーもきちんと開閉できて


尚且つ、ETCカードの出し入れもギリギリセーフ。


配線はとぐろを巻く事なくメインハーネスに沿って行い

電源も分岐ではなくメインハーネスのイグニッションプラス線から取ってあります。


フューズホルダーは断線が目視確認出来るようにフレームに固定しておきまして。

隠す所と見せる所はしっかり分けておかないといけませんね。


インジケーター一体型のアンテナはハンドルポストに固定。

ゲート通過問題無く視認性もバッチリと言う事で、これにて取り付け完了です♪


結局トリップメーター読みで600kmも乗らせて頂きまして

各部膿出し、チェックも終了。


元々コンディションの良い車両でしたが、ご依頼の最終仕上げが全て終了しました。

この先10年安心して乗れるようにというご依頼にお応え出来たかと思います。

後はこれまで通りキッチリ乗って頂き、新しい汚れや傷を積み重ねてもらって

「自分のバイク」を完成させてもらえましたら幸いです。

6本出しマフラーフィッティング

マフラーブラケット製作

シフトリンケージガタ修正

リアブレーキリンク修正

マスターシリンダーリザーバータンク交換

前後ブレーキホース製作

ブレーキフルード交換、キャリパー揉み出し

フロントフォークオーバーホール

ステムベアリング打ち替え

ホイールベアリング打ち替え

ヘッドライトステースムージング

神戸グリップ貫通加工交換

サイドスタンドエクステンション製作

猫足型サイドスタンド製作

オイルクーラーマウント修正、塗装

ヘッドライト変更、位置関係、角度修正

タンク塗装浮き、ピンホール補修、塗装

メインハーネス、サブハーネス交換

ETC取り付け

各部清掃、磨き上げ

と、盛り沢山の内容で時間がかかってしまいましたが

時間がかかっただけにお別れするのが少し名残惜しいですね。

とはいえ、オーナー様に乗って喜んで頂くのが楽しみでなりません。

元々、マルチエンジンとの馴染みが薄い私ですが、

この6気筒のオートバイは本当に久しぶりに、ハマるバイクでした。

4速スポーツがそうなんですが、こういうハマるバイクって各人各々必ずあるものです。

それが1台の人も居れば、100台の人もいるわけで

そういう1台と出逢わせて頂いた事は大いに感謝です。

後は帰宅に向けて配送の準備などの期間にさらに磨いておこうと思います。

ありがとうございました。



それではみなさまごきげんよう!







2017年11月4日土曜日

防錆とパテそして横浜。



みなさごきげんよう♪

目下全速で改造のビラーゴ750。


テールカウルの溶接ビードを綺麗に研磨したり

電装ボックスに縁をつけたり、バッテリーの固定用部材を製作したりと金属加工が進みまして。


シートカウルの縁は鉄板切りっ放しでは強度的にも見た目的にもよろしくありませんので

縁に丸棒を溶接していきます。

ここは鉄板と丸棒の重ね合わせ方、溶加棒の入れ具合がポイントですね。

鉄板の端を溶かし落とさないように、尚且つ裏波を出しながら歪まないように溶接します。


ビードを綺麗に均しますれば、綺麗に全周厚みと強度の増し見た目にも美しい状態になります。

覗き込まなければわからないですが、オーナー様は磨く度に手を入れたり眺めたりする訳ですから

所有感が増すこういう所は大事ですね。


電装ボックスのマウントも溶接しまして防錆塗装を施します。


シートベース等も組み合わせて一旦仮組みして

スムーズに脱着出来るか、所定の位置に固定できているかを確認しておきます。


ほぼほぼパテ修正無しでいけそうですね。


仮組み、確認を終えたら防錆塗装を足付けして一足先にサフを入れておきます。


タンクの方はその他の作業の合間合間にひたすらパテ処理していきまして、

現在ほぼ終了という状態です。

アルミ粉とファイバーが混入された非常に高強度なパテですが

迷彩柄の如くなっているのは、巣穴を作らないように薄く幾度も重ねてパテを入れていく為です。

タンクのパテが大方終了しましたら、サフを入れて他の外装と共に小さな直しを入れていき

サイドサフ入れ、サフ研ぎでようやくペイントといった具合ですね。




さて、車両製作は順調に進んでおりますが、

先だってお知らせさせて頂きました事由により色々と検討を重ねました結果

オーナー様および主催者様にも了解を得たうえで

12月3日の横浜ホットロッドカスタムショーへの出展を断念する事と致しました。

ギリギリまで決断を引き伸ばしておりましたが、イベント1ヶ月前という事で

これ以上は他方に多大なご迷惑をおかけする事になると考えての決定です。

快諾頂きましたオーナー様、主催者様には感謝の念しかありません。

出展を楽しみにして頂いておりました皆様におかれましては

大変申し訳御座いませんがご理解の程宜しくお願い致します。


ロッドショーへの出展は断念する事になりましたが、

これまでと変わらず良いバイクを作り上げるべく、ペースは落とさず製作に励むつもりです。

次回は外装の仕上げ、フレームの仕上げに足回りのセットアップと進めていきたいと思います♪


それではひとまずごきげんよう!





2017年10月29日日曜日

おしらせ。


みなさまごきげんよう。


さて、縦の糸はあなたで横の糸が私。

となると男性目線では縦の糸が私で嫁さんが横の糸なわけですが。

縦糸が擦り切れてもしっかり残る横糸、まさにそれを表していますね。

そんな横の糸である嫁さんですが、週明けから入院する事になりまして、

30日月曜日、3日金曜日、5日日曜日と未定ですが退院日は休業となります。

通常営業日は夕飯の仕度の都合で10時開店、16時閉店となりますので宜しくお願い致します。


してこちらXLH883鉄仮面、ハーネス製作とキャブ変更等、最後の仕上げを残すのみですが

今の段階からFOR SALE、オーナー様を本格的に募集致します。

35ちょいロングのセパハン仕様にモデルKの鉄仮面ナセル

フレームはブラスト後に防錆処理してパウダーコート

外装はタンク外板の一部はエルシノアがベースですがほぼフルワンオフ、

リデザインしたボートテールにショベル4速のオイルタンクを搭載しておりまして

レストアされた9キャストにタイヤも前後新品のGT601で

走りも安心、見た目もクールに仕上がっております。

そんな4速スポーツスター、XLH883に本気で惚れて頂ける方からのご連絡をお待ちしております♪

詳細は後日記載予定ですが、製作記からも内容はご理解頂けるかと思いますので

ご興味あられます方は過去記事も是非再度参照くださいませ。

勿論現車確認も歓迎致します。

そんな訳でこの度のお知らせ何卒ご理解ご協力の程宜しくお願い致します。


それではひとまずごきげんよう♪




2017年10月25日水曜日

走るっていうこと。


みなさまごきげんよう♪


バイクで何時ものコースをお散歩に出かけましたら、登りの途中からどうも乗れていない様子。

何かおかしいと引き返してみれば、フロントタイヤがスローパンクでした。

人の感覚やバイクは正直で、やはり乗れてない時は潔く引くというのが絶対ですね。

移転する以前は夜間に工業地帯を走る事が殆どでしたが、

移転後はメインのステージが昼間の峠へと移りました。

というか近隣の道路といえばワインディングしか無いんですが、やっぱり峠道は好きです。


つくづく思うのは、走るっていうのは速度的な事でなくて如何に気持ち良く走れてるかだなと。

十数年前であれば、こんなフザけたバイクが峠に上がって来ようものならアホちゃうかと

そんなバイクで何ができるかと思っただろうなと思いますし、

今も他のライダーからそう思われているかも知れません。

でも何ができるかといえば、唯一。

気持ち良く走ることはできるんです。


速いのが来ればササッとパスしてもらえばイイわけですしね。

俺のバイクぁ峠なんて走れねぇからイイんだよ!っていうのはちょっと勿体なくて、

走れるステージが多いっていうのは楽しみの幅も広がるっていうことですから。

もしポジションがおかしくて走りにくいなら、ポジションを改善してみるとか

もしブレーキが全然ダメなんだったら、ブレーキをきちんとしてみるとか

もしタイヤがクソなんだったら、エア圧管理から始めてみるとか


チョッパーだからって我慢する必要は決して無いんじゃないかなと。

むしろバイクを操る原点を教えてくれるかもしれません。

とか言いつつこんなバイクだからと峠なんぞ諦めていた私ですがw

多分ですけれど、私は凄く低いスピードレンジでとても気持ち良く走れてると思います。

気持ち良い道を気持ち良く走る

速いバイクに着いていく必要も無いし

遅いバイクに合わせる必要も無い

ネガな部分は決して忘れてはいけないけれど、やっぱりバイクは楽しいですね。


Godspeed you

ってなワケでごきげんよう♪